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シリーズコラム 世界の住み方vol.4 Habitati67

2018/04/25

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credit: Jus Wilcox via FindCC


建築に関心がある方の中ではあまりにも有名な建物にて、
このコラムで取り上げるまでもないですが、、、
この建物の建築家モシェ・サフディ氏の講演映像を見て共感し掲載させていだくことに。

その講演映像はコチラ
https://www.ted.com/talks/moshe_safdie_how_to_reinvent_the_apartment_building?language=ja


あつまって豊かに住む為に必要な要素は日光や自然だと、
サフシィ氏は講演の中で言っています。

確かに、日光や自然を取り入れた住まいには
なんらかの「間」や「隙」のようなものが感じられます。

この建物は1967年のモントリオール万博のパビリオンとして建てられ、
現在も158世帯が賃貸や分譲で居住しています。
建築的な側面では、あらかじめ別の場所で作られた(プレキャスト)17.5×38×10.5フィートの小箱
つまり、住宅ユニットを354個積み上げた実験的な集合住宅。

50年もの時間を経て、一見無機質な建物に思える全体の風景には、
近づいてみると隙間に木々が茂り、ユニットの重なりの合間には不意に空が見え、
独自の構成が共有財産である屋上庭園を発生させて
住民同士、相互目配り可能なかたちをも生んでもいる。

「間」と「隙」が、交流できる暮らしをもたらす建物になっています。

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credit: ken ratcliff via FindCC

世界のほとんどの集合住宅のように
縦横に均等に効率的に区画割りされ、
壁で遮られた建築物には、その隙間は生まれないですね。


冒頭紹介して講演でも、
サフディ氏はコミュニティというキーワードを多用しています。
建物×人、そして自然・・・

閉鎖する<囲い込む<広げる→つながる暮らし、
そんなステキな感性で創られる建築物が
これからもふえるといいなー、と思いました。


スタッフT

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